(80) 酒と薔薇の日々

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NO.80 2012.1.30



<酒と薔薇の日々>





ズート・シムズのテナーとジョー・パスのギターによるデュオ作品。
二人の顔合わせや楽器編成から想像される通り、終始くつろいだ演奏が繰り広げられる。
1982年の録音であるから、ズート最晩年の記録である。
ズート・シムズという男無類の酒好きで、酒さえあれば機嫌が良かったという。
本作録音後3年で亡くなった。
享年60歳、それでも長く生きた方か。

ジョー・パスはヤク中だった。
65歳で亡くなっている。
ヤクと酒、どちらがより体に悪いだろう。
ヤクは種類にもよる。
マリファナなどは殆ど害がないとの説もあるが、覚醒剤だと何やら相当マズい感じだ。
一方、ヤクは犯罪だが酒は合法で、国家財政を支えてすらいる。
どこかおかしい気がしなくもない。
かつてアメリカには酒を非合法とした時代があったのである。
酒は命を削るカンナだと言うではないか。
昔観た映画でドアーズのジム・モリソンが強い酒をあおって死んだ。
文芸春秋によれば尾崎豊は酒を水のように飲み続け、内蔵がボロボロになっていたという。
いい酒でありたいものだ。

私は若い頃からワインが好きだった。
もういい歳になり、思い残す事のないよう、五大シャトーを制覇する事にした。
ついては一人ではまるでつまらないので、家人を巻き込み友人二人を誘い込んだ。
五大シャトーとはボルドーの一級シャトーの事で、マルゴー、ラフィット、ラトゥール、オーブリオン、そしてムートン・ロートシルトである。

大人四人で割り勘すれば、五大シャトーもそんなに怖くない。
ワインのフルボトルを四人で分ける。
もちろん目分量だが一人180ml、グラス二杯程度。
そこそこ満足出来る量である。
これが六人だと分け前もとちと少なくなる訳で、
四人はいいところをついていると思う。
一年かけて隔月に五大シャトーの会と称しワイン会を催したが、最後のムートン・ロートシルトをいただき、めでたくと言おうか、惜しくも昨夜終了したのである。

5本飲んでみて判ったが、五大シャトーとはボルドーワインを旨い順に5本選んだものかというと、必ずしもそうではない。
ワインであるから、ビンテージや保存状態の問題もある。
ただし、有名であること、それ故に高価であることは事実で、
中には中国での人気による高騰で、洒落にならない金額となってしまっていたシャトーもあった。
五大シャトーの次はどうしよう。
現在思案中であるが、もしブルゴーニュに手を出し始めたらエラいことにならないか。
酒とバラの日々は続く。











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