(73) ヘビーローティション

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NO.73 2012.1.23



<ヘビーローティション>





寺島師匠には大変お世話になった。
と言っても、お会いしたことはない。
専ら活字を介して、一方通行のお付き合いである。
ずい分と影響されたものだ。私が今日のようなオーディオマニアとなっている、その半分は氏の影響によるものである。
また、改めて言うまでもなく、本Noteは氏の「辛口JAZZノート」その他のエピゴーネンだ。

本作は氏の本で知り、どうしても聴きたかった。
しかし、ずい分と探したが既に廃盤となっていて影も形もなかった。
そしてもう諦め忘れかけた頃、某サイトで新品が売り出されたのだ。
私は喜び過ぎて、発作的に3枚購入していた。
アイドルの総選挙とやらを笑うことは出来ない。
人間思い詰めるとロクなことにならないのである。
以来、本作は我が家における「ヘビーローティション」の一枚となった。

ところが現在、私にとって最大の音楽ソースは、実はLPレコードでもCDでもない。
それはヤマハ製CDレコーダー「CDR-HD1500」になる。
定価8万円足らず、インドネシア生産の録再デッキである。
申し訳ないが、8万円という値段はオーディオの世界ではハナクソのようなものだ。
だが、こいつは素晴らしく使い物になるのだ。

私がCDR-HD1500に目を付けた時、ヤマハはこの製品の製造を既に終了していた。
仕方なく中古をオークションで探すことにしたが、観察していると落札価格がいつも10万を超えていた。
定価8万以下、最終在庫の店頭価格は5万を切っていたのだ。
だが、今さらそんな事を言っても仕方がない。
私は目を瞑ってこのCDレコーダーを落札する事にした。

本機最大の特徴は市販IDEハードディスクを自分で装着できる点にある。
ただ、ハードディスクが適合するかどうかはやってみないと分からないという。
更に、IDEタイプのハードディスクというヤツが既に過去の物となっていて、入手は簡単ではない。
あちこち当たり、私は500MBの製品2台を探しだした。
これを本機に装着し巧く適合すると、最大800時間近い録音が可能になる。

幸いにも購入したハードディスクは本機に適合した。
私は手持ちのLPレコードやCDを次々録音していった。
昔からこの手の作業が大好きだった。だから少しも苦にならず、作業はどんどんはかどった。
至福の800時間、タイトルにして1000枚近くを録音し終えるのに、そんなに時間は掛からなかった。

音を聴いてみる。これは充分実用に耐えるものだ。
そいつをランダム再生すれば、どうだ、これは私だけのジュークボックスではないか。











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