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(51) コンサート バイ ザ シー

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NO.51 2o12.1.1



<コンサート バイ ザ シー>





エロール・ガーナーは楽譜を理解しなかったと聞く。
それでもこれだけピアノが弾けたのである。
数年前のこと、アルトサックスを習いにヤマハ音楽教室へ通ったことがある。
グループレッスンと個人レッスンがあり、私は迷わず個人レッスンを選んだ。
ちょっと男前で神経質そうな先生に、私は宣言した。
楽譜は読めません。読めるようになりたいとも思いません。
ただ、レフロ・アローン一曲吹けるようにして下さい。
だが、レッスンはテキスト通りに進められ、大半を楽譜の理解に費やされた。
先生は私にアルトサックスを教える気があっただろうか。
なぜかご自分は、常にテナーを持っていた。
素人相手のレッスン、それも初老の男の個人授業である。
気持ちはわからなくもない。
どこかの交響楽団員とか、クラブのバンドマンとかをしておられたのだろうか。
それだけでは食えず、ヤマハ音楽教室のバイトをしておられたのだろうか。
レフト・アローンを吹けるようにしてやろう、とは少しも思っていない様子でレッスンは三か月ほど続いた。

エロール・ガーナーはピアノを耳で覚えたのだろう。
盲目のピアニストは何人もいる。彼らは皆そうしてピアノが弾けるようになった。
私にそうしてアルトサックスを吹くことはできなかっただろうか。
今でも少し残念に思っている。











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