(49) ウィントン・ケリー

wynton.jpg
NO.49 2011.12.30



<ウィントン・ケリー>


手元の盤は、マスターテープの状態がかなり悪くなってからのプレスだ。
再発の輸入盤。
大阪辺りの安レコード屋のバーゲンで買った記憶がある。

昔のアナログ録音はオープンリールのテープレコーダーを使ったもので、時間が経つほどテープが物理的に劣化する。
音が揺れたり飛んだり、これはもうどうする事もできない。
そうなってからCD化したところで、この点は何ら変わるところがない。
オリジナル盤の価値が高い理由はここにある。
出来たての状態の良いマスターテープを使って作られているからだ。
だからと言って、レコード一枚何十万もするのはさすがにどうかしているけれど。

この盤はそもそもプレスが良くないようで、絶えずイヤなノイズを発生させる。
傷があるわけではない。
とにかく仕事が雑な印象。
裏ジャケットを見る。
印刷の字がワクからはみだしている。
見えても見えなくても、どのみち理解できる訳ではないから構わないものの、作り手の愛情とか拘りとかの類は微塵も感じられない。
アメリカの工業製品らしい、と言ってしまえばそれまでだが、そもそも、このジャズという音楽自体がアメリカ発生のものなのだ。
神聖視することはない。











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