(42) ファイブスポットのいななき

ドルフィー
NO.42 2011.12.23



<ファイブスポットのいななき>





半世紀前、この場に立ち会った聴衆がいた。
幸運な人達だった。
私はやっと小学校に上がったところだ。
ビートルズが来日した時ですら、まだ小学生である。
テレビで彼らの特集を放送したが、母はそんなものを見てはいけません、と言った。
私は生まれて来るのが少し遅すぎたようだ。
せめてあと10年早かったなら、もっと音楽の色々な場面を見る事もできただろう。
だが、オーディオのお陰で今こうしてその時の空気を再現できる。
これはこれで幸運と言って差し支えない筈だ。
改めて思うのだが、ブッカー・リトルは言われている程のトランペッターだろうか。
ここでの彼はドルフィーに煽られて相当無理をしている。
タイム盤での姿が本当のリトルだ。

冬の足音が忍び寄ってくる。
ついこの間まで、連日夏日が続いていたというのに。
今年の夏は暑かった。これからこういう夏が多くなっていくのだろうか。
エアコンをつけっぱなしとは言え、電気代2万5千円は凄い。
冬は冬でロードヒーティングやらボイラーのポンプやらで、同じくらいの料金を払っているのだから、つまりは殆ど通年2万なにがしの電気消費者なのである。
電力会社にとっては結構なお得意様と言って良いのではあるまいか。
オーディオ用に別系統のメーターを使わせるくらい、何ほどの事でもないではないか。
競争のない業界というものは、このようにバカげた対応をして平気でいられる呑気な市場である。
だが、いつまでもこのままで済むと思わない事だ。
太陽光発電はどんどん普及するに違いない。
そしてそれだけではなく、高性能の燃料電池が早晩開発され、電気は各家庭で自給するものとなるだろう。
独占市場に胡坐をかいて、企業努力のカケラもしようとしなかった電力会社が時代の変化について行けず、舞台を降りる日はそんなに遠い話ではないと思っている。
オーディオ専用電気回路を拒否されたあるオーディオマニアの、これは祟りである。











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