(293) audioquest

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No.293 2015.5.17




<audioquest>





本作は1993年、歴としたオーディオ用ケーブルメーカーのオーディオクエストによって製作された。
レコーディングやマスタリングに使用されたケーブルは当然ながらすべてオーディオクエスト社の製品で、それ故かどうか不明だがすこぶる音がいい。
諸君はオーディオにおけるケーブルの重要性をご存じだろうか。
ケーブルというのは少し気取った言い方だ。
普通に簡単に言うとコードである。

上流から最小限のシステムを考えてみよう。
レコードプレーヤーないしCDプレーヤー → アンプ → スピーカーとなる。
先ずプレーヤーの電源ケーブル、プレーヤーの信号をアンプへ送るオーディオケーブル、アンプの電源ケーブル、アンプの信号をスピーカーへ送るスピーカーケーブル、以上4種類のケーブルが必要になる。
これに何を使うか、それによって音が全然違うものになる。
本当だ。
呆れるくらい音が変わる。
ウソだと思ったらやってみてください。

現在我家では電源ケーブルにハーモニクス、バランスケーブルにACデザイン、スピーカーケーブルにアクロテックとハーモニクスを使用中だ。
機材が多いとそれだけ本数がいる。
一本一本がヴィトンのバッグ的な値段なので、総額では大変なことになってしまう。
オーディオとは金のかかるものなのだ。
だからじっくり腰を据えて長い年月をかけ、少しずつ揃えるしかない。
ケーブルは腐らないから時間をかけても大丈夫だ。
もちろん潤沢に資金をお持ちなら一気に揃えてもいいが、それは何やらどうもね。

本作のリーダー、ベニー・ウォレス(ts)は音使いとスケールが独特で、一聴アーチー・シェップを彷彿とさせるが、もう少しストレートな感じだから次第に区別がつくようになる。
8曲中6曲がピアノレス、テナー・ドラム・ベースのトリオだ。
これはベニー・ウォレスに自信がないと出来ない。
ソニー・ロリンズのバンガードライブ(BLUE NOTE 1581)ですら私には少し不満がある。
どことなく落着かない。
音が足りない。

その点本作は見事だ。
居心地の悪さを感じさせない。
それは結局のところ録音の良さ故だと思う。
色の白いは七難隠すと言う。
音楽は音の良し悪しが支配的な要素となる。
録音が良ければあとはなんとかなるものだ。
内容は有りがちなスタンダード集だが、好感が持てる仕上がりとなっている。
ルー・レヴィーが「On My One And Only Love」「Skylark」の二曲でピアノを弾いた。









ケーブル










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