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(284)MIDNIGHT BLUE

midnightblue.jpg
No.284 2015.4.15



<MIDNIGHT BLUE>





ブルーノート4123番「ミッドナイト・ブルー」問答無用の一枚。
これを悪く言うのは困難だ。
なんたる見事なブルージーミュージックであることよ。
ケニー・バレルはブルースを弾くために生まれてきたような男だ。
タレンタインも適任である。
それになにしろにコンガが効いているなあ。

と、言うのは平成27年の感覚であり、
昭和の恐そうなオヤジはこれをチャカポコと蔑んだ。
そういう人たちは皆もう死んだか、生きていても耳が遠くなり音楽鑑賞から引退した。
替わりに小便だけが近くなってすっかり弱気だ。
偉そうなことを言う元気最早ない。

それはともかく、若い頃威張っていても男ってダメだね。
前にも言ったが結局最後は女性に敵わない。
なにしろ女は元気だ。
羨ましいくらいに。
別に大阪のオバチャンに限った話ではない。
生命体として強い。

男はいつも戦士として使い捨てされるだけだった。
しかし米国海兵隊のような野獣も、私のような文弱の徒も特段の区別をしてもらえない。
太平洋戦争末期、特攻に行かされる学徒の中には離陸直後失神して墜落する者がいたそうだ。
あの時代に生まれ、零式艦上戦闘機に搭るほど優秀だったなら、私はきっとそうなった。
永遠の0では語られる事のなかった真実もある。

男は例外なく強く逞しくなければならないようだ。
実際そういう男もいるが、そうではない者もいる。
それは今も昔も変わらない。
きっとこれからも。
しかし男は戦士としてのみ評価され続ける。
他の評価軸は限定的だ。

現代なら差し詰め企業戦士か。
就活で見られているのは結局その点、つまり戦力たり得るのかという所だ。
弱い男は雇ってもらえない。
辛い話だ。
だが、メガネに適って採用されたとしても、その後の運命はけしてあまいものではない。
若く稼げる時のみ利用され、少しヨレて来たらすぐリストラだ。
良くて出向。
南方の島嶼に送られ、タコツボでじっとしておれ、敵が来るまで動くな、来たら一人一殺であると玉砕を強要されたあの頃と基本は変わらない。

家庭が、つまり女性が期待しているのは繁殖力と子育ての費用稼ぎの戦士だ。
いや場合によっては繁殖力も必要とされないな。
本当に自分の子かどうかなんて事、普通殆どの男は判別不能だから。
閑古鳥の「托卵」みたいなものですね。
(斯く言う私も多分別の意味で托卵されたとも、或いはしたとも言える)
にも関わらず、この頃では「育メン」などと持て囃され、専業主婦の嫁に乞われるままに育児家事まで負担させられる始末だ。
それで最後に待っている運命が熟年離婚では立つ瀬もなかろう。
アホな男たちはそれでもまだ気付かない。
男は黙ってサッポロビールだと。
いいか、あんたが元気なのは今のうちだけなんだよ。
それは究極の空元気かもしれないんだ。

ご同輩、男はバカでそして悲しいねえ。
せめて酒なと飲んでくれたまえ。
ブルーなミッドナイトにチビチビやりながら来し方行く末を思うそんな時、もしも音楽が必要なら本作を薦める。
この盤だけは男のものだ。
女には全然必要ない。
特に我妻には。
やけに寝付きの良い彼女にあるのは精々イブニングまでで、ミッドナイトなんか有りはしないからだ。


















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