番外編 ㉞

ドレスの色




<番外編 ㉞>





世間を騒がすドレスの色。
あなたは何色に見えますか?

どうやら約七割の人が青と黒に見えるらしい。
残りの三割が白と金で、私は後者だ。
当ブログは地が紺色なので少し状況が変わる可能性がある。
妻は多数派だが、このページを見る角度で結論が異なると言った。
しかしどのような角度であろうとも、私には青と黒になど絶対に見えない。

何れにせよ大変なことではないだろうか。
自分が見ている世界と他の人が見ている世界が果たして同じものなのか、という検証不能だった筈の疑問に対する解答ともなり得るからだ。
これは多くの人が内心不安に感じていた事ではなかったか。
何も視覚に限ったことではない。
五感のすべてについて言えることだ。

私が聴いている音楽が、他の人にはまったく違う風に聴こえている可能性がある。
これは感度の話ではない。
私にAと聴こえる音楽が別の人にはBと聴こえ、そのBとは実は私にとって聴くに堪えない騒音を意味するものだった。
味覚ならこうだ。
私がワインの味として認識している知覚をX、別の人のそれをYとし、XYを入れ替えたらYとは私にとって大嫌いな納豆風味だった。

人の知覚は従来信じられていたよりも、ずっと個人差が大きいものかもしれない。
もしもこの仮説が正しければ、人の嗜好が様々ある事に説明がつき易くなる。
蓼食う虫が好き好きなのも当然だった。
何故こんな美人と冴えないおっさんが?という疑問も解けようというものだ。
彼女の脳では「冴えないおっさん」が、とてもセクシーなオスと認識されていたのだ。
案外「こんな美人」が実は「とんでもないブス」かもしれないのだが。

今ならオーディオマニアがアンプに大金費やす理由が分かる。
一方でそんなものに見向きもしない人がいる事も。
誰であろうと聴くに堪えない騒音を増幅する機械に興味を示す筈がないのだ。



ところで、このページの「地」って紺色で合ってますか?












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Re: No title

スーさん、わけわかんないです。
その後」体調によって黒紺に見える時があった。

もしや五感とはそういうものなんではないか?
感じ方がガラガラ変化し、
今日好きでも明日嫌いみたいな。

それだと納得し易いけど。

No title

はい、紺です。紺に見えます!

私も白金派なんですが、時間が経つと青黒に見えるんですよね。
自分の常識なんて、たかだか70億分の1だと、自戒しております(笑
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