(255) 色彩のブルース

色彩のブルース
No.255 2015.1.10



<色彩のブルース>





昨日の夢 オレンジ色の翳り
今日の夢 沈黙の気配示す
アルコールの川をゆっくり渡る
長ぐつのリズム 心で酔いましょう

鉛の指から流れるメロディー
激しく染める光の渦
あかりの色が奏でるブルース
やさしく泣いてる吐息に 甘えさせて

目に浮かぶ 裏通りの風景画
ひしめきあうしゃがれた声の洪水
モノクロームの中に封じ込めた姿を
遠い約束 リズムでかわしましょう

吐きだす言葉に 熱いメロディー
切なくよみがえる デジャブの香り
心を溶かす 色彩のブルース
甘くささやいた吐息が 眠るまで






EGO-WRAPPIN'(エゴラッピン)、そして中納良恵さんが音楽業界でどういったポジションにあり、どれくらい人気があるものか実は知らない。
本作についても同様だが、まったく無名という事はおそらくあるまい。
賢明な日本の音楽ファンがこれを見逃す筈がないからだ。
だがamazonで検索すると、ミニアルバムの本作に数千円の値札が付いているから、現在廃盤となっている可能性が高いようだ。
そうしたものを聴いてと言うのもなんだか憚られるけれど、万一聴き逃しておられるならこれは絶対聴かずにはおけない作品だと思う。
クレジットされるのは4曲だが、「老いぼれ犬のセレナーデ」が隠しトラックとなった全5曲。
全て自作である。
中納良恵さんがどれくらい関わっているのか不明であるものの、少なくとも作詞は彼女の仕事だ。
「色彩のブルース」の歌詞を掲載した。
YouTube等で聴いた場合、何を言っているのか分からないかもしれないから。

中納良恵さんにスタンダードのアルバムを一枚出して欲しいと、以前ここで話したことがある。
それは故なきことではなく、ゴンチチの「Standards」の最後に彼女が歌った「テネシーワルツ」が収録されていて実に素晴らしく、全編これでお願いしたいと思ったからだ。
だがそんな思いが伝わる筈もなく、その後「中納良恵スタンダードを歌う」が出た気配はないけれど、あるいは私が知らないだけかもしれない。
もしも既にリリース済みで、それをご存じの方がおられたら是非教えてください。








北島康介は島裕介に似ていると、ふと思った。
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ジャンル : 音楽

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Re: こんばんは(^^)

文伽さん、こんにちは。

色彩のブルースって20年も前の曲なんですか。
無責任ですみません。
でも、それはびっくりだな。
いい曲はいつまでたってもいいんですね。
それは真理かもしれないなぁ。

中納良恵さんはもっと売れてもおかしくないですね。
この国の音楽業界はどうもよくわからないです。

こんばんは(^^)

エゴラッピン、いいですねぇ。好きです。
90年代の後半、「色彩のブルース」が有線でよく流れていて、
すごく惹き付けられたのですが、
タイトルも演奏者も知らないままでした。

それが数年前、たまたま聴いていたラジオで「色彩のブルース」が流れ、
やっとそれがエゴラッピンだと知りました。
すぐにTSUTAYAに行って探しましたが、その時は販売コーナーになく、
仕方なくレンタルで「ベスト・ラッピン」を借りて聴きました。

ジャジーなテイストにロックの革新性、
親しみやすい歌謡曲的なメロディーがミックスされた、
何というクリエイティブな音。
そして中納良恵さんの素晴らしく魅力的なヴォーカル。
もっと多くの人に知ってもらいたいですね。

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Author:バロン ド バップ
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