(251) 謹賀新年

last date
No.251 2015.1.1



<謹賀新年>




こちらは穏やかな正月です。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

もう30年も前に年賀状というものを個人的に廃止してしまい、それでも仕事関係であるとか、こちらが顧客となっている先からちらほらと来る。
きっと2、30枚は来るのだろう。
妻の父親が昨年亡くなり、その妻が喪中はがきを出した。
彼女の夫はとてもきちっとした人で、整理された賀状の先が三百を超えていたという。
その数の喪中はがきを用意するのも大変ではあるが、それよりもいよいよ夫の不在を改めて知らされたのではないだろうか。
そういう時が一番身に染みて寂しいものだというから。

今年も僅かに届く賀状に対して、やはり私は返信もしないので、あらたまっての正月らしい所作などほとんどない。
昨年末から子供達や母親などが家に来てずっと宴会続きであり、なんだか頭が朦朧としすっきりしない中、一応襟を正し本作を聴く。
冒頭のセロニアス・モンク作「EPISTROPHY」が好きだ。
モンクのピアノについては、やはりどうもな。
わざわざ聴こうという気にならない。
だがモンクはいい曲をたくさん書いた。
最も有名なのは「ラウンド・ミッドナイト」だろうが、「EPISTROPHY」だってかなりのものだ。
モンクは「バップの高僧」などと言われ畏敬の念をもって扱われがちだ。
そのニュアンス分からないでもないが、どうも全面的には賛同しかねる。
そんな事もあって、私のハンドルネームが「BARON DE BOP」となった経緯がある。
BARONとは男爵だが、私の地方では男爵イモというジャガイモが生産されており、そこから「バップのイモ、バップの田舎者」的発想であったように思う。
まあ、はっきり言っていい加減な話に過ぎない。

本作はエリック・ドルフィーが急死する僅か四週前の録音であり、公式には遺作ということになる。
そうした面もさることながら、アルバムラストに残されたドルフィーの肉声でも有名だ。
曰く、
「When You Hear Music. After It's Over,It's Gone In the Air,You Can Never Capture It Again. 」
音楽は終わると空中に消えてしまう。
もう二度と取り戻すことはできない。


今年も続く JAZZ JOURNEY 。










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ジャンル : 音楽

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Re: 明けましておめでとうございます

riversideblueさん賀正!

そういえば初詣ってありましたね。
聞いたことはあっても見たことがないかもしれないです。
私の正月ってゴールデンウィークやお盆休みと同じで、
ちょっとまとまった休暇でしかないようです。

今朝は雪が積もりました。
明るくなったら除雪ですね。

良い夢をご覧になりましたか?
今年もお二人に良い事がたくさんありますように!






明けましておめでとうございます

バロンさん、あけおめことよろです(^∇^)
年賀状…わたしも返事しか書きません(^^;なかなかゼロにはならないですね~
でも、神社には元旦お雑煮食べる前に必ず行きます。
わたしの彼は年賀状は毎年家族写真入りの豪華なのを作るけど、
初詣には滅多に行かないんだそうで…。
バロンさんは??(笑)
正直内容はよくわからなくても、バロンさんの文体が面白くて来させてもらってます。
本年も、楽しみにしてますね!
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バロン ド バップ

Author:バロン ド バップ
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