(201)なんとなくCRYSTALなWINELIGHT

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No.201 2014.9.28



<なんとなくCRYSTALなWINELIGHT>




80年代を代表するフュージョンの大ヒット作だ。
STUFFのスティーブ・ガッドやエリック・ゲイル、リチャード・ティーなどがバックを固め、ベースはマイルスバンドのマーカス・ミラーという豪華さ。
確か新聞記事を読み、即日買いに走った記憶がある。
当然LPレコードで、ライナーノートには「日本人には分かり難い」であるとか「グローバー・ワシントン・ジュニアのアルトは機械的で黒人らしさがない」とか、それこそ分かり難い事が書かれている。
フュージョンであればこんなものだし、これほど分かり易いアルバムが他にあるか、と言うくらいのものだ。
初版のライナー氏は評価が定まらないうちに書くので、後日読むと頓珍漢(死語か?)な話をして恥をかく事がある。
仕事で無理やり書くというのもなかなか辛いものなのだろう。

日付が1980年となっている。
ところがウィキペディアでは1982年発売説だ。
録音後発売まで間があく事は珍しい話ではないが、本作に関してはあり得ない気がする。
私の(あやしい)記憶とも合致しない。
昨日のことはすぐに忘れるが、昔のことなら割と覚えている場合がある。
まあ、どちらでも良いような話ではあるけれど。

本作を買い、聴いて当時どう思ったかと言えば、しまったと思った。
あまりに軟弱ではないかと。
特にボーカル入りの「JUST THE TWO OF US」にはまいった。
この段階では違ったが、後日この曲は「クリスタルの恋人たち」なる珍妙な、しかしありがちな邦題がつき大ヒットした。
なんですか、それ?
アホらしくなった。
「I See The Crystal Raindrops Fall ・・・」の歌詞あたりからか?
もしかしてシングルカットもされたのかもしれない。
そういえば、なんとなくなんとかいうクソな本が出たのも1980年頃であった。

だが今ではもう悪態もつかない。
特にタイトル曲のリラックス感はむしろ徐々に気に入ってしまい、最近になって自作ベスト盤に入れたくらいである。
30年以上も経てば、人は少しずつ大人になる。
大人になるというのは、昔のことは水に流すという事でもある。
だから皆さんも、私の数限りなくある愚行をどうか、サラッと水に流して頂けると大変ありがたいです。
私ももう、かたい事やかっこつけた事は出来る限り言わないようにする。
本作、悪くはない。
あえて言わせてもらうなら、ナベサダと区別がつき辛い憾みがあるのが難点ではあるのだが。
この場合、どちらが影響を受けたのであろうか。
・・・またなんかわかった風なことを言ってしまった。
まだまだだな。








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