(194) ある別の分離独立 ②

great jazz artists2
NO.194 2014.9.20



<ある別の分離独立 ②>




SF映画なんかには、地球政府が出来国境がなくなった世界がよくある。
甚だしきは銀河系が統一され、銀河連邦が成立する。
首都星はオーディンであった。
その後、銀河帝国と自由惑星同盟がイゼルローン回廊を挟んで対峙する話を、ご存じの方もおられるだろう。
銀河の歴史がまた一ページ・・・・
ところが現実の世界は独立に次ぐ独立。
どんどん細分化されていく。

人は独立したがる。
自分の好きなようにしたいからだ。
だから経済力があれば親元を離れ自活する。
国家レベルの話となっても多分大差はない。

大が小を併合し搾取弾圧を受けた小が独立を望むのは分かる。
植民地の独立も似たようなものだから理解できる。
また、クリミア半島の件は侵略であって独立ではない。
スコットランドの件はどうも分からない。
スペインのカタルーニャやバスク地方も同様だ。
言語や文化が多少違うからと今更分離独立すれば、細分化によって力を失うだけだろう。
北海道と九州では相当違うけれど、独立しようと我々は思っていない。
地続きだと鬱陶しさもだいぶ違うのか。

細分化した者は弱体化し、現状を維持する強者との差が益々広がる。
もしもEUが大同団結して統一国家となれば、アメリカ・中国に対抗可能な超大国となる。
ローマ帝国の昔は統一国家だったのだ。
不可能ではあるまい。
それを承知のうえで逆に独立するというのだから、よっぽど隣人が嫌いなんだろうな。
思えば熟年離婚なんかも同じ事か。


胴体部分の本作はコール・ポーター作品集だ。
キャノンボール・アダレイ「What Is This Thing Called Love?」ソニー・ロリンズ「Every Time We Say Goodbye」ジョニー・グリフィン「In The Still Of The Night」が連続するA面の豪華さは普通ありえない。
NO.186にて紹介した「You'd Be So Nice To Come Home To」を本作ではミルト・ジャクソンが演る。
ミルトに駄作なし。
だが常に平均点だ。
五段階評価だと3か4。
1、2もないかわり、とび抜けた5もない。
これが彼の楽器(vib)の限界を物語る。
クールでかっこいいが、絶対熱くなれない。
そこがジャズでは弱点にもなる。
ミルトの発する炎はいつも、アルコールランプのように青白い。
「You'd Be So Nice・・・」ならNO.186のアート・ペッパーの方が絶対いいのだ。
だが、「Meets The Rhythm Section」はコンテンポラリーレーベルなので、リバーサイドレーベルの本作に入れることは叶わなかった。

しかしその後色々あって、コンテンポラリー、リバーサイドともファンタジーの傘下となる。
今なら差し替えも可能だが・・・













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