(162) CLUB JAZZ

NO.162 2014.7.16
<CLUB JAZZ>
島裕介2010年のリリース作品「Silent Jazz Case」。
これを一日中聴いている。
Silent Jazz Case はバンド名で、これが1stアルバムという事だと思われる。
4年たつも2ndは出ていない。
本作のような音楽を「クラブ・ジャズ」と呼ぶようだ。
さて、そりゃ一体いかなるモノぞ。
「クラブ」という娯楽施設があるという。
イントネーションに注意が必要で、テニスクラブのように「ク」にアクセントを置かず、平坦というか上昇調に発音する。
過去に行ったこともなければ今後一切行く予定もない、そんなヤツが語れば群盲評象の類にもなりかねないが、どうやら昔のディスコのようなものであるらしい。
要はダンスホール。
そのような場で流れる踊れるジャズ、それがクラブ・ジャズの定義、という事で合っているでしょうか。
よくわからないけれど、そういう事にしておいて話を進める。
本作が出たのが前述した通り2010年、「名曲を吹く」が昨年で「The Hardbop Revivers」が今年出た。
どれも芸風が相当異なる。
トランペッター島裕介の多彩な足跡をたどり、少し混乱してきた。
スタジオミュージシャンとしての参加ならわかる。
しかし、これらは自身がプロデュースしたものだ。
どれも島さんの思いが込められた作品であると考えて良い筈である。
私は本作と「名曲を吹く」のギャップに特に驚いた。
これはどうしてももう一つのユニット、「Shima&ShikouDUO」も聴いてみるべきだと思っているところだ。
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