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(161) 祭りのあと

マンハッタンjq
NO.161 2014.7.14



<祭りのあと>



一か月に及ぶ戦いも遂に終わる日が来た。
下馬評通りの結末となり、アメリカ大陸での大会における初の、ヨーロッパのチャンピオン国となったドイツ。
そのサッカーはいつもつまらないと言われ続けてきた。
秩序を重んじたチームサッカー、それは次の展開が素人にも読みやすい。
サッカーはジャズであり、アドリブだと私は常々思っていたが、もしもマンハッタン・ジャズ・クインテットの音楽がジャズと呼んで良いものなら、ドイツのサッカーもまた否定されるものではない。
マンハッタン・ジャズ・クインテットの音楽は、デビッド・マシューズによって書かれたアレンジ通りに演奏された。
それはジャズとは言えない何か別のものだ、と批判を受けた。
だが、それ故に常に完成度が高く、安定していて、レベルが高かった。
まさにドイツサッカー的なこのマンハッタン・ジャズ・クインテットを生んだのは、実は日本のレコード会社である。

日本とドイツの国民性には共通点が少なくないと言われる。
几帳面で勤勉で約束を守る、そんな姿勢が戦後の復興と経済成長を生んだのだと思う。
だが、ことサッカーに限って言えば、共通している点は共に入れ墨をよしとしない事くらいか。
実際、入れ墨なしのサッカー選手なんて、日独以外では世界的にはむしろ珍しい。
今大会を見ていても、どいつもこいつも入れ墨だらけだった。
早々と敗退した我が国代表に対し、ジャニーズと区別がつかないような外見ではだめだ。
戦士の象徴として入れ墨入れるくらいの覚悟がないとだめだ、と私も勝手なことを毒づいていた。
まあ、そんな事でサッカーが強くなるなら安いものが、そう単純なことでもあるまい。

さて、日本は4年後に向けてどんなサッカーを志向したら良いだろう。
前回優勝のスペイン的パスサッカーを日本は目指してきたが、それは疾うに研究され尽くしていた今大会ではまったく通用しなかった。
ドイツ型サッカーも次大会で同じ運命をたどる可能性はあるし、日本には体格的にとても難しいのではないか。
私が時期代表監督なら、オランダがやった5バックを採用する。
5バック2ボランチでガチガチに自陣を固め、攻撃は3枚のみのカウンターに徹する。
サイドは滅多なことで上がらない。
耐えに耐える「おしんサッカー(古いね)」だ。
日本が世界に通用する方法が本当にあるかどうか分からないけれど、今はそれくらいしか思いつかない。

とにかく祭りは終わった。
明日からつまらなくなるなあ。










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