(151) BLACK ORPHEUS

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NO.151 2014.6.21



<BLACK ORPHEUS>



「黒いオルフェ」がタイトル曲。
ボサノバを代表する超名曲だ。
この曲も好きで色々集めた。
NO.31のウェイン・ショーターや、ゴンサロ・ルバルカバ、ロン・カーターなどもやっており、デクスター・ゴードン「GETTIN' AROUND (BLUE NOTE 4204)」は特に有名だ。
当然の如く「黒いオルフェ集」としてCDR-HD1500に収められている。

この「黒いオルフェ」やNO.147の「INVITATION」に限らず、多くのジャズメンが好んで収録した曲というのが多数ある。
「BEAUTIFUL LOVE」「ROUND MIDNIGHT」「NIGHT AND DAY」「MY FUNNY VALENTINE」「AUTUMN LEAVES」「SUMMERTIME」等々思いつくままに挙げても際限なく出てくる。
私はジャズを演奏出来ないので想像するしかないが、恐らくジャズっぽくアドリブしやすい曲というのがあるのだと思う。
そうした曲に共通した要素が「哀愁」ではないだろうか。
少なくとも、あまりアッパラパーな曲調のものは見かけない。それは事実だ。
御大寺島靖国さんが言うように、ジャズはガッツと哀愁なのである。
私(と寺島さん)が哀愁曲を好むだけ、という可能性も大いにあるけれど。

本作はスリー・ブラインド・マイス(TBM)という日本のレーベルであり、このTBMは録音が良いので有名だ。
NO.56に登場した、同じくTBMの「BLUE CITY」や、鈴木勲初リーダー作「ブロー・アップ」もあわせて是非聴いて頂きたい。
一つ気になるのであるが、鈴木氏はBASS & CELLOとクレジットされており、CELLOでソロをとる。
まあ、それは良いとして、その時同時にベースは弾けないので「BLUE CITY」においてはセカンドベーシストがクレジットされている。
それが本作にはない。
ベースもチェロも鈴木氏が弾いたのだとしたら、それは多重録音という話にならざるを得ないのだ。
うーむ・・・ジャズに多重録音てありか?

「黒いオルフェ」はそもそも同名映画の主題歌で、別名「MANHA DE CARNAVAL(カーニバルの朝)」ともいい、この映画の音楽はかのアントニオ・カルロス・ジョビンが担当した。
しかし、この曲の作者はジョビンではなく、ルイス・ボンファである。
この辺の関係はどうなっていたのだろう。
20世紀を代表する作曲家と言われる(私はそのように思ったことはないが)ジョビンが音楽監督をしたのであれば、主題歌は自作が普通の流れではないか。
ただ、ジョビン作の「黒いオルフェ」なら、私の「黒いオルフェ集」は製作されなかった可能性が高いのであるが。

1959年封切りのフランス、イタリア、ブラジル合作というこの映画を私は観ていない。
妻にそれを言ったところ、「全然あなたのタイプじゃないわ」との事。
なるほど、それでどんな映画かおよそ想像がついた。
DVDになっているかどうか知らないが、仮にレンタルしても多分10分ともつまい。
スペース・シップかイージス艦かインベーダーが出てくる映画でないと、私はダメなのであった。








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