番外編 ㉓

ホーン3
モザイク状に見えるのは集成材故であり、塗装の色調が明るいから。
塗装斑ではない。



<番外編 ㉓ 帰ってきたホーン>




塗装ムラの補修を終えたホーンが帰ってきた。
二か月以上かかったのには訳があり、販売店の話ではメーカーがそんな筈はないと言い張ったのだという。
埒があかず、見れば分かりますと半ば強引に送りつけたところ、説明の類一切なく補修して返送してきたという事だ。

番外編 ⑲(ひびが入った二台目)との画像比較でお分かり頂けるだろうか、だいぶ下の箱と色が近くなった。
三台目でやっとここまできたのである。
一台目(NO.116の画像)など全然違う濃い色に塗られていたが、色にクレームを言ったことはない。
それどころではなかったからだ。
様々なトラブルの皮肉なプラス効果であった。

もともとオリジナルは赤っぽい色で、それを箱の色に合わせるため支払ったエクストラチャージが約10万円だった。
けして安くない。
自動車のポルシェという会社はユーザーのどのような希望にも応じるそうで、そのエクストラチャージが60万だそうだ。
客のイメージと齟齬を来さないために、ドイツ本社との間で何度も色見本のやり取りを経て車一台塗る追加料金である。
どちらが高いとはこの際言わないが、少なくとも全然違う色はないのではないか。
それがこのようにかなり近い色味になった。
喜ばしいことだ。
このホーンに何かトラブルが発生して、四台目が製造された時にはもっと近い色になるだろうか。
いやいや、そのような縁起でもない冗談は言わない方が良い。
何しろ4年がかりで箱・ホーンとも三台目なのだ。
私もさすがに呆れ、また疲れた。
納品に際し販売店氏が「やっとここまできた」と。
それをあんたが言うか、と思ったが、まあ実際のところよく途中でケツをまくらなかったものだ。
その点だけは褒めておくが、頼むからもうこれ以上何も起きないでいただきたい。

日本の木工技術はきっと昔の方が良かった。
大工の腕前なども千年かけて劣化した口だ。
この国のものづくりは大丈夫なのかと少し心配になった。
肝心の音であるが、今のところ前より悪くなった形跡はない。
しかしながら、いないとは思うがこれと同じスピーカーを欲しいなどとおっしゃる方が万一おられるならばだ、私は絶対お薦めできない。
今更改めて言う必要もないとは思うが、世の中いろんな人がいるものだから念のため。










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