(144) 老兵

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NO.144 2014.5.26


<老兵>



ロッド・スチュワートと言えばギラついたロック歌手のイメージだが、本人が本当に歌いたかったのは本作のようなスタンダードであったという意外過ぎる話。
レコード会社がオーケーしないので、アルバムを出す事もかなわなかったという。
その頃既に昔日の勢いなく、会社としてはそんなものは売れないとの判断であった。
そこでロッドが自費製作したのがこのシリーズの始まりだった。
彼が丁度私くらいの年齢の時である。
実に大したものなのだ。
「老兵」とは彼ではない。
ロッドが本作でもう一勝負に打って出たのと同じくらいの歳で、大分まいっている私のことだ。

テニスの団体戦があった。
その大会で私のチームは6戦して6敗した。
相当へこんでいる。
テニスを始めて30年以上。
色々あったがそれなりに頑張ってきた。
しかしながら、そもそもがハードな競技である。
正直言って、随分前から内心不安はあったのだ。
それを振り払い今日まで来たが、若者が打つスピンの効いた速球に、私は手も足も出なかった。
目の前に 身も蓋もない現実ってヤツを突き付けられた格好だ。
最早これまでか、とさすがに下を向いた。

ロッド・スチュワートは還暦間近で、スタンダードという新境地を見事開拓した。
私にそうした活路を見い出す事が出来るだろうか。
それとも静かに退場するのみか。
答えはまだ、少しも見えて来ない。








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