(142) お大事に

blue m
NO.142 2014.5.20


<お大事に>



今回9枚まとめて購入したブルーノート4000番台の一枚。
何故10枚でなく9枚かと言えば、「3枚購入で1枚プレゼント」のシールが貼ってあったため。
以前もこれにやられて、たいして欲しくもない盤を随分無料ゲットしたが、結局そうしたモノはのちのちあまり聴かない。
わかっている筈だが、人間は同じ過ちを繰り返すもの。
詐欺に引っかかる人は過去にもやられているか、将来またやられる、それと同じだ。
手元にきてみればそのキャンペーン、既に終了していたというオチまで付く。
日付が小さくて見えなかったという、笑えない(つまり他の人は笑う)ネットショッピングの盲点である。

本作ブルー・ミッチェルの4228番はどうか。
これは初めて聴いた。
私にとってブルー・ミッチェルの価値は音色(と書いて「ねいろ」と読めばもっともらしい)にある。
幸い艶やかなトランペットは4000番台後半となっても健在であった。
そしてその内容未だJAZZの範疇にとどまっていた。
それは良いとして、本作が録音された1966年、アルフレッド・ライオンはブルーノートをリバティに売却するのである。
その後のブルーノートがだいぶ怪しい方向へ行ったのはご承知の通りだが、1966年と言えばそう、ビートルズが来日したのもこの年だった。
前回「まいりました」と団塊諸氏に脱帽したポール・マッカートニーの日本公演が、武道館含め全て中止となった。
こういう時にどう言ったらよいものやら分からないので、とりあえずポールに「お大事に」と言っておく。
ウィルス性炎症がどういうものか知らないけれど、きっと辛いのであろう。
ポールはアル中で、目を離したスキに飲みすぎたとの話もあるけれど。

中毒と言えば覚醒剤で逮捕されたミュージシャンがいる。
大きなお世話だと基本的には思う。
覚醒剤は戦後まもなく禁止されたが、それまでは薬屋で売られていた。
「ヒロポン」である。
「なかなか治らぬシロポン中毒」などと麻雀では言う。
戦時中は夜間戦闘機のパイロットに打っていた。
その効果絶大で、B29を一度に5機撃墜した者が出たという。
そのかわり体には相当悪いのだろう。
だから非合法薬物になった訳だが、合法薬物で相当体に悪いものだっていくらでもある。
酒、タバコ、抗がん剤はどうだ。
覚醒剤は闇の資金源になるからイカン、と言うが、それは非合法化されたからだ。
非合法化したら、酒ですらマフィアの資金源になったのだ。
事実合法だった頃のヒロポンは闇の資金源ではなかった。
薬局の売上に貢献しただけだ。
ほっとけ、と私は言いたい。
人生すべて自己責任である。
だからなんとかいう歌手も気にする事はない。
少なくともワイドショーあたりの糞コメンテーター風情に、裏切られたであるとか、人の道を外れたとんでもないヤツであるとか、人間失格扱いまでされるいわれはない。
この際シラばっくれても時間の無駄だから、とっとと認めてしまえ。
人生はとても短いのだ。
そして覚醒剤を打とうがかわりに野菜サラダを食べようが、遅かれ早かれ彼はいずれ確実に死ぬのである。好きなようにしたらいい。
今は事実関係を争わずさっさと法廷に立つことだ。
涙の一粒も流して反省したふりでもすれば、執行猶予が付くかもしれない。
そうしたら自由の身となり、また打てば良いのだ。
お大事に。

薬物中毒といえば、先日一滴の酒も飲まないのに肝臓を悪くして入院した知人。
中毒までいくかどうか知らないが、どうも相当の薬マニアらしい。
酒のかわりに薬とは少し驚くが、その場合つまみはどうするのであろうか。
何れにせよ彼は医療関係者であって、そうした行為がどのような結果を呼ぶか当然熟知していた。
それでも薬を飲んで肝臓を悪くするのは勝手である。お大事に。
もう一人お大事にな人がいる。
テニスエルボーになってしまって痛いのだそうだ。
薬マニアもそうだが、エルボーの彼も今週末の団体戦のメンバーである。
試合前最後の練習会を途中で切り上げて帰っていった。
その背中に「お大事に」と声をかけたが、なんだか妙な気分だった。
それしか思いつかなかったのだ。
私にもテニスエルボーの経験がある。
こいつはそう簡単に治るものではなかった。
私の場合は一年以上かかり、その間左手でラケットを握っていた。
何もしなければ体力が落ちてしまい、二度とコートに立てなくなるような気がしたからだ。
そしておそらくそれは事実であり、私の選択は間違っていなかったと思っている。
だが、左手で入った中級クラスの女コーチはそれを見抜き、感じ悪いヤツだと思ったらしく、今では会っても目を合わそうとしない。

さてさて今夜、私は自己責任でガッチリ酒をキメる予定。
そして試合前は禁酒だ。
それもこれも自己責任である。

それでは皆さんお大事に。









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