番外編 ㉑ ギタージャンボリー

クリス 2



<番外編 ㉑ ギタージャンボリー>



クリス・スペディングの「Guitar Jamboree」をご存じでしょうか。
私は30年以上前にラジオで聴き、後年中古レコード屋でこれを購入した。
5000円くらいだったと記憶している。
高いのか安いのか微妙なところである。
手元にある盤は状態極めて良いが、新譜当時なら半分以下の金額だった。
そうは言えども、当時の私には本作を購入する力など確実になかったのだ。
だからミントコンディションを後年入手する金額としては、一応妥当なところと言っておく。

一度は聴いていただきたい類のものだ。
チャック・ベリー、ジミー・ヘンドリックス、ジャック・ブルース(b)、ピート・タウンゼント、キース・リチャーズ、ジョージ・ハリスン、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベック、ポール・コゾフ、デイヴ・ギルモア等々の、まあ言ってしまえば物まね大会である。
ギター版コロッケといったところか。
つまり物まねとしては相当レベルが高いのである。
ある世代の人なら思わずニヤニヤしてしまう筈だ。
Youtubeで検索すれば当時の動画も出てくるので、そちらもご覧ください。

アルバムを通して他の曲もあわせて聴けば、クリス・スペディングが才能あふれるミュージシャンである事は容易にわかる。
これを器用貧乏と言うのはたやすい。
しかしそれは、最も安易な評価に過ぎない。
不器用長者な私にはそれがよくわかる。
売れっ子になって持て囃されるか、器用貧乏だと軽んじられるか、きっとその差は紙一重だ。
最もワリをくったのがクリス・スペディングだとすれば、たとえばその対極にあるのがポール・マッカートニーである。
間もなくまたまた来日し、追加公演であの武道館に立つ。
途方もない金額のコンサートだ。
ふざけるな、日本を舐めてるのか、という領域に入っている。
しかしだ、これが最後のチャンスかもしれないのである。
私は抽選に応募してみることにした。
発表から当日まで10日しかない。
コンサートは平日3時開演である。
しかもあの金額。
普通の社会人には到底無理だろう。
これは巷間言われる団塊世代の実力が、はたして本物かどうかを試すまたとない機会だ。













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