(137) リマスター

spring.jpg
NO.137 2014.5.2


<リマスター>



昨日オーディオマニア宅にて宴会があり、楽しく飲んだ。
マニアであるから、もちろん相当のこだわりをもって装置を選び、セッティングしておられる。
現在(明日のことはわからない)二系統のシステムを楽しんでおられた。
メインがタンノイ・ターンベリーのシステムで、サブがJBLのL26である。
ある意味理想的な組み合わせに思えた。
まるっきり音が違う。
ターンベリーはタンノイにあっては比較的現代的な音を聴かせるのではないか。
対してL26は、最近のやや優等生的になったJBLとは違い、誰もがイメージするコテコテのJBLサウンドだ。
これが逆の組み合わせだとちょっと困るかもしれない。
どちらのシステムも、持ち主の趣味の良さを窺がわせる良い音を出していた。

タンノイシステムではちょっとした試聴を行った。
それが本作、ビル・エバンスの「You Must Believe In Spring」である。
当方持参の方は普通の盤(CD)で、先方のそれはリマスター盤なのだ。
こんなに違っていいのか。
特にエバンスのピアノが違い過ぎるほど違う。
それくらいリマスター盤のピアノの響きが美しい。
私の盤がそっけなく聴こえるくらいだった。

一夜明け、現在自宅にて本作(普通盤)を聴きかえしているところだ。
悩ましいのである。
リマスター盤を買い直すか。
あの音は確かに魅力的だった。
しかし一方で、ジャズの音としてはやや華美に過ぎているとも言える。
だが白状するが、そうした華美なピアノの音が私は嫌いではないのだ。
でも、聴き比べなければ、これはこれで良いとも思える。
しかしあの音を忘れられるのかと問う、内なる声も聞こえる。
堂々巡りだね。リマスター畏るべし。








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