(132) 美人過ぎるジャズシンガー

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NO.132 2014.4.13


<美人過ぎるジャズシンガー>


青紀ひかりさんのセカンドアルバム
「Charlotte Street」である。
本作購入はアンソニー氏の推薦によるものだ。
「ニューヨークの溜息」と言われたヘレン・メリルばりの歌唱力であり、録音そのものが素晴らしく良いとのふれ込みだった。
そう言われれば私は買う。
それで実際どうだったかと言えば、歌唱力・録音とも普通、というのが私の感想である。
もちろん一定のレベルには達している。
だからアンソニー氏に不満を述べる気はない。
こうして「数打つ」ことでしか「当たり」に遭遇しない事を、既に私は学習済みだからだ。
一方で青紀ひかりさん、美人シンガーであることに異論はない。
なかなかいないのである。
(抜群の)歌唱力も伴った美人シンガーというものは。
歌の上手いブスならいくらでもいる。
歌が下手な美人も。
もし彼女がブスだったらCDデビュー出来たかどうか、それはわからないが、ジャズボーカルはインスト以上にショービジネスの世界だ。

「たかじんNOマネー」で言っていた話だが、美人過ぎる〇〇という言い方が最近流行りだ。
美人過ぎる市議とか、美人過ぎる検事総長とかのあれだ。
美人過ぎる女優や美人過ぎるCAはない。
普通だからだ。
つまり美人過ぎる〇〇の〇〇は、普通めったに美人がいない世界の話になる。
美人過ぎる女医、美人過ぎる柔道家。
そうした言い方が許されるか、と言うのである。
おまけに大方の場合、続けて(××歳)と来る。
これは欧米ではあり得ないという。
履歴書に年齢を書くことはなく、面接で問うことも出来ないのだとか。

そうした意味で世界的に見てどうも普通ではなかったのが、例の美人過ぎるリケジョ騒動であるようだ。
この件については言うまでもなく、何の話をしてるのやら私には理解できない。
理解できないなりにかろうじてわかるのは、ポイントは二つ、一つは論文(博士論文とスタップ論文)に不正やねつ造があるかであり、そしてもう一つがスタップ細胞なるものが実際存在するのか、ということだろうと思う。
こんな時代だからちょっと検索すれば色々出てくる。
むしろ色々過ぎて更に訳がわからなくもなるが、そんな中で武田邦彦氏の話はストンと腑に落ちた。
氏が言うには、判例的にも科学論文には著作権などないのだとか。
なんとなれば、科学論文というものは科学的事実のみを書いてある筈のものだから、というのだ。
たとえば「昨日名古屋に雨が降った」という記述に著作権などない。
だれが書いても内容は同一である、というのである。
特に論文の前半部分は大体において、それまで既に明らかにされているその分野の既成事実を一応まとめて提示しているに過ぎないものであるから、そんなものにオリジナリティを発揮していては研究がさっぱり先に進まない。
だから引用オーケーだし、出展を明らかにする必要もない。
特に博士論文においては、全責任は指導教授にあるのであり学生にはない。
論文が通ったか通らないか、それが全てであるという。
そして他の論文のコピペを悪とするのは、日本独特の「ムラのローカルルール」に過ぎないとしている。
武田氏自身が研究者であり、多くの論文を書いている。
昔は他(外国)の論文を引用する場合、一々許可を願い出ていたらしい。
しかし今ではそんなことは止めたという。
ほとんど返事が返ってこないからだ。
許可を求められた側が、どこから引用してきたのかわからなくなっているからではないか、との事だ。

スタップ論文の不正・ねつ造疑惑についても語っておられる。
研究者というのは昔、そのほとんどが金持ちのボンボンだったらしい。
家が金持ちだから、金を稼ぐ必要はなく、身の回りの世話は婆やがやってくれる。
つまり自分は研究だけしていればよく、論文をスミからスミまで完璧に仕上げる余裕があった。
「ムラのローカルルール」はそのような環境下で形成され、現在まで残ったものだ。
そうした結果、日本では論文の内容以前に形式の完璧さが求められるのだという。
だから日本人の論文が英語で書かれ、欧米で発表されるようになった。
日本語で発表しようとすると、内容以前の下らない事で通らないからだ。

そもそもこの件で批判を展開している学者連中は、まともな研究をしたことがあるのか?とも言っておられる。
氏曰く、研究には「暗闇研究」と「月明かり研究」と「昼間研究」があるという。
そして日本で行われる研究のほとんどは「昼間研究」であるという。
「昼間研究」とは欧米の誰かが行って発見した「暗闇研究」を更に掘り下げて発展させるというものだ。
翻って「スタップ」は紛れもなく暗闇研究であり、それを行う者は正しく手さぐり状態で進んで来た。
先がどうなっているものやら、まったくと言っていいほどわからない。
どれほど時間をかけても、結局成果は全く上がらないかもしれない。
そのような研究を続け、とうとう人類の未来を変えるかもしれない結論に達した。
その論文に添付した画像が多少ゴタゴタしたからと言って、それを葬ってどうする気だと言う武田氏の意見に私は耳をかす。

長くなったが最後に、スタップ細胞があるのかないのか、この点について武田氏の見解はこうだ。
理研は科学研究の成果を金に換えようとする組織である。
その理研がスタップ細胞については論文発表前、すでに特許を申請している。
ここが重大なポイントである。
論文が間違いなら取り下げも可能だ。
だが申請された特許が認められた時、第三者がそれを事業化する事が十分考えられる。
万一その特許に瑕疵があったなら、つまりスタップ理論に間違いがあった場合、生じる経済的損害は全て理研にツケが回ってくることになる。
当然理研は万全の態勢で検証実験を行った上で、スタップ理論の特許を出願した筈である。

私はもっともな意見だと思った。
仮に研究室がどれほどの乱倫状態であったとしても、科学的な事実には断じて一つも影響しない。
それに彼女は、私の可愛い娘とほとんど歳が違わないのである。
オボちゃんがんばれ。
大事な研究を盗まれてはダメだ。
おじさんも及ばずながら、且つ陰ながら応援しています。









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Re: ストレートな表現

> 私もレコードファンです。購入時の参考にさせてもらってます。
> 美人とかブスとか、なかなか最近表現難しい時代になりました。
> ストレートな表現で楽しいです。



hide2362鈴木 様

コメントを頂いておりましたが、
こうした事をやっていながら、
使用方法について熟知しておらず、
気付くのが遅れてしまいました。
ごめんなさい。

鈴木様のMusic Life に幸あらんことを・・
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