番外編 ⑱

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<番外編 ⑱>





マレーシア航空のボーイング777が消息を絶っておよそ二週間になる。
連日ニュース番組等で色々言っているが、まるで要領を得ない。
堂々と空を飛んでいたあんなでかい物が、何の痕跡も残さず姿を消すだなんて、そんなばかな事があるのか。
そんな事が可能なら、戦闘機のステルス性など簡単な話になってしまうではないか。
何か裏がありそうだ。
世界中を驚かす急展開が絶対にある。

飛行機という乗り物は時々落ちる。
これは事実だ。
だから列車事故で落命するより確率が低いとか言われても、ハイそうですかと私は言う気にならない。
できれば一生乗りたくないのが飛行機だ。
それは自動車事故で死ぬ事だってある。
事実クリフォード・ブラウンやスコット・ラファロらはそれで命を落としているのだ。
しかし、自動車ならガス欠しようがエンジンが故障しようが、少なくとも落ちる心配はない。
だが飛行機はそういう訳にはいかず、ひとたび落ちればまず助からないと思った方がいい。
クリフォード・ブラウンらの頃は、ツアーは自動車だった。
ある町での公演が終わると、楽器を自動車に詰め込んで、広いアメリカ大陸を次の町を目指して走ったそうだ。
それは過酷なツアーであったという。
その後、ミュージシャンの移動は飛行機が普通になった。
ジム・クロウチが飛行機事故で死んだのは1973年の事だ。
「リロイブラウンは悪いやつ」「アイ・ガッタ・ネーム」「タイム・イン・ア・ボトル」等々、たくさんの名曲を書いた。
ジャケットでご覧の通り、鬼瓦と言うかマグマ大使のゴアと言うか、風貌はちょっとコワモテだが、その歌声は実に素晴らしい。
もしもまだ聴いた事がないなどと言う人がいるなら、それはいささかもったいないと断言する。

ほかにもいる。
ジョン・デンバーも飛行機事故で死んだ。
レイナード・スキナードに至ってはバンドが消滅した。
ほんと、乗りたくない。
事故だけでなく、テロやハイジャックまであるのだ。
これはもう杞憂では済まされないのではないか。
でも、今後もきっと乗るんだろうなあ。











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