(124) 追悼盤

マル
NO.124 2014.1.29






<追悼盤>


ビリー・ホリディの歌伴を務めたマル・ウォルドロンが、彼女の死を悼み捧げた「レフト・アローン」。
ジャッキー・マクリーンのむせび泣くアルト・サックスが頭から離れず、本作もマクリーンの代表作にカウントしたいところだが、参加一曲のみという事でなんとかマルの手元に残った。
実はビリー・ホリディが書いた歌詞もある。
しかし、この曲を録音する前に本人が亡くなってしまい、従ってビリー・ホリディが歌った「レフト・アローン」は残されていない。
だからだろう、マルは他の歌手に歌わせる事はせず、代わりにマクリーンを呼んだのである。

ビリーの死後、マルもマクリーンも皆死んだ。
人の死はけして避けられない。
人生でこれだけが唯一の公平かもしれない位だ。
自然なことだし、普通のことだ。
だから嘆き悲しむことではないのかもしれない。
だが、身近な人の死は、どうしたってやはり悲しいのだ。
私はそれについて今日、多くを語ることはできない。
彼がこの曲を知っていた保証もないが、
霊前に捧げて祈る。
御霊安らかであらんことを。










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