(122) 今年も色々あった

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NO.122 2013.12.31



<今年も色々あった>





今年もたくさんの音楽を聴いたなあ、と2013年をふり返りつつ、大つごもりにチャーリー・パーカーを聴く。
パーカーは私が生まれた年に35歳でなくなっている。
メチャクチャな晩年だったというが、どうだろう胸に手を当てて考えた時、人に言えない様なやましい記憶の一つや二つ(もっと多い?)去来するのが人生というものではないですか。
パーカーの物語はだから私を少し安堵させる。
チャーリー・パーカーが聖人君子だったり、クリフォード・ブラウンが90歳まで生きたりしていたら、彼らはきっと神話にはならなかった。
本作は晩年の録音なので音がいい。
私はジャズの研究者でもパーカーのマニアでもないので、どんなに演奏が神がかっていようとも、音が悪いのはお断りだ。
昔ガイドブックを頼りに購入し涙した40年代の作品などは、従って最早手に取る気にもならない。

今夜は母が泊りに来る。
昨年までこちらが行っていたのだが、高齢と言っていい歳だ、万一迷惑だったのなら気の毒だと思って誘ってみたのだ。
快諾したという事はあれか?
彼女は82歳になった現在も女声コーラスを続けていて、音楽への興味を未だ失っていない。
この事は私の音楽好きときっと無関係ではないだろう。
今年母は心筋梗塞を起こしかけ、出産(つまり私の誕生)以来初めてという入院を体験した。
その後元気だが、今夜思い切って聞いてみようと思っている事がある。
母はこの歳で会社の経理をみている。
現役の社会人なのである。
アンチエージングには最適なのではないかと思っていたが、かく言う私は存命なら65歳でさっさと引退する心算でいる。
もしかしたら母も、とっくに辞めたいと思っていたのではあるまいか。
もしもそうなら、とんでもない親不孝をしている事になる。
案外これも快諾するかもしれない。












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