(117) オーディオの不思議

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NO.117 2013.9.15



<オーディオの不思議>





1961年に録音された、渡辺貞夫さんの初リーダー盤である。
我家では普段、ヤマハのハードディスクプレーヤー(CDR-HD1500)でジャズをかけ流し状態にしている。
あれ?これなんだっけ?いい音じゃないか、とリストを確認させられたのが本作だった。
正直驚いた。
50年以上前の録音には聴こえなかったからだ。
ゴリゴリのウッドベースが半世紀の時を越えて迫り来る。
ウソでしょー?という感じ。
音は変わる、とは言ったが、もちろん大半は願望であり、これが変わらなかったらどうしよう・・・という心細さが本心。
オーディオは厄介である。
どうしようもない音が一晩で麗しく変身する時があり、そうであるならば、こんなにいい音していいの?という音が翌朝にはとんでもない音になっている時もあるのがオーディオだ。
だがしかし、前回「タコ低音」と散々毒づいた音が思いのほか早く回復した事に胸を撫で下ろしている。
たとえこれが一時であるにせよ。




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上が我家の低音を司るパワーアンプ(レビンソンNO.23L)である。
本当は23.5Lが欲しいというのは内緒にしている。
機嫌を悪くされては困るからだ。
ここは言霊の国なのだから。




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CDプレーヤーであり、CDR-HD1500のDAコンバーターとしても活躍するNO.390SL。
私はマークレビンソンというブランドが相当好きだ。




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そんな私に販売店のK氏が勧めてきたのが上段のプリアンプ「AYRE KX-R」。
300万だという。
強引な貸し出し試聴に、私は少しも心を動かされなかった。
下段が愛機NO.26Lの勇姿。
オーディオの貞操は堅く守られた。




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我家のシステムは2Wayマルチである。
500Hz辺りで信号を分ける機械がこれ。
PASSのチャンネルデバイダーXVR1。
諸々の経緯からか、私はあまり愛情を感じていない。
つまらないことを言うな。
心を広く。
そんな声が聞こえなくもない。
だが、相性の良否というものは何も、男と女、人間と犬に限られるものではない。
それは無論事実ではあるのだが、
しばしば時間の経過が、不運な出会いを清算する事があることも私は知っている。











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