(115) みちのくジャズ喫茶行脚 ④

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NO.115 2013.8.17



<みちのくジャズ喫茶行脚 ④>





少々残念な「ハーフ・ノート」で委託販売していたのがこれ。
盛岡の「ダンテ」で聴いた「ダイナ・ワシントン Dainah Jams」。
スタジオライブ盤で、あのクリフォード・ブラウンも参加している。
これも何かのご縁と、すかさず土産がわりに購入した。
そういえば他に土産物の類は何一つ買わなかったのである。

北上を続けた我々は、青森から再びフェリーで北海道側に戻ってきた。
前回の辛さを教訓に椅子を避け、二等船室で横になれるスペースを確保した。
レンタルの毛布をかぶり横になって読書やうたた寝などしていたら、復路は非常に楽だった。
旅には慣れが必要である。



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帰路用にリストアップしておいたのがこちら。
函館の「J.B. HOUSE」。


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青森ブルーノートほどではないが、ここもスピーカーが小さい。
おそらく音源は有線放送だ。
これではジャズ喫茶とは言えず、旅の締め括りに相応しくない。
そこで急遽、過去に何度か行った事のある「マイルスの枯葉」を追加訪問することにしたのだが・・・


kareha1.jpg
 
ここは機材にたっぷりお金がかかっていた。
スピーカーは寺島靖国師匠もかつて使っておられた、レイオーディオの木下モニターRM-6Vであった。
全て過去形。昨年12月に廃業したとの事である。

ジャズ喫茶行脚の最後はなんとも物悲しい結末とあいなった。
今回訪問した店はどこも客の入りが悪く、商売繁盛しているようにはとても見えない。
しかも経営者は押しなべて高齢化している。
次に行く機会がもしあったとしても、残っている店がいくつあるのか。

最早、金持ちが道楽でやるないし公営化でもする以外、ジャズ喫茶に生き残る道は残されていないのかもしれない。
ジャズ喫茶は日本が世界に誇る文化だ。
鰻同様、手遅れになる前に真剣に保存を検討すべきだ。
今やジャズ喫茶が絶滅危惧種に指定されても、何ら不思議はない状態なのだから。











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