(11) Fried Pried & Fried Buildings

しほ
NO.11 2011.11.23




<Fried Pride & Fried Buildings>






2001年の録音。
9.11からもう随分たったのだ。
だが、そんな気はしない。

私はあの時、場末の居酒屋で飲んでいた。
カウンターで焼き鳥など頼んで、誰かを待っていたような気がするが、もう覚えてはいない。
割烹着を着たおばちゃんが少し熱すぎる燗酒を、時折思い出してはお酌してくれた。
私は放っといてくれればいいのに、と思いながら仕方なくおばちゃんにも酒をついでいた。
そんな店だから10インチくらいのテレビがつきっぱなしで、手持無沙汰な男達が時折なんとなく画面を名眺めていたのだと思う。
そのうち誰彼となく店内がザワつきだしたのだ。
はじめは何か悪ふざけの類だと思って見ていた。
いきすぎたジョークをイギリスなどのテレビは平気でやる時がある。
だが、それはどうも違っていた。
何かとんでもないことが起きている。
異常な緊迫感が少し酔いの回った頭に警報を鳴らし始め、次の瞬間大きな旅客機が青空を背景にして巨大な摩天楼に突き刺さっていった。

男のギターと女のボーカル、こういうのは大抵デキてる。
たしか寺島師匠の言であった。
SHIHO(VO)と横田明紀男(g)の関係がはたしてどうだったのか。
残念ながらそれについては確認できないが、10年後の今も一緒にやっているのなら、案外良好な関係であろうという点については特に異論はない。
この世界、CDデビューするというのはもう夢のような話である。
フライド・プライドがだから全力投球しているのがわかる。
SHIHO嬢がどのような人物か私は知らない。
しかしもしかしたらこのようなドレスを着てジャケットに写るのは嫌だったのかもしれないのだが、たとえそうであったとしても、この際プロデューサーの言う通りにした。
でも胸は小さい。

買ったのはこの一枚きりで、買い足す予定も今はない。
このでデビュー作、結構良く出来ている。
ただもうこれで充分という感じだった。
次も聴いてみたいという気にはなれなかったのだ。











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