番外編 ⑩

ノイズハーベスター




<番外編 ⑩>





「PS AUDIO ノイズハーベスター」である。
空きコンセントに挿すだけで、電源に混入したノイズを光エレルギーに変換し除去するという。
半信半疑で戯れに購入してみた。
定価14,800円。実勢価格は本国(アメリカ)での定価96$に近い。
「PS AUDIO」自体はレッキとしたオーディオメーカーであり、「パワーポート」というオーディオ用の壁コンセントが有名で、私も四個愛用中だ。
ジャズ向きなゴツい、太い音がするが、一個1万円(普通のコンセントは数百円)くらいの金額なものだから、オーディオマニア以外の人が聞くと「バカじゃないのか」という顔を普通にする代物だ。
だが私は「PS AUDIO」に疑いの眼差しを向けた事はない。
ではどこが半信半疑なのかと言うと、電源のノイズを除去しきるにはやや物的にチャッチー感じで、はたして効果を感じることが出来るか?という点で半信半疑だったのであって、詐欺商品などとは金輪際、微塵も思っていない。
元より電源の大切さを、私は身に染みるほど理解しているつもりだ。
一般家庭の電源は相当きたないのである。
特に冷蔵庫、電子レンジ、パソコン、インバーター照明あたりがかなりのノイズを発生する。
テレビもひどいと言う話だ。
その辺を改善すれば、音は劇的に良くなるのだ。
しかし我が家ではオーディオ専用電源工事やら、ノイズカットトランス導入やらを既にやっていて、その上さらにコイツがどのくらい効くのかという点にのみ、一抹の不安があった。

届いた実物は片側にコンセントに差すプラグと、反対側に青いLEDがついた石鹸ほどの大きさの箱である。
極めてシンプルで且つ軽く、コンセントに挿す以外にユーザーがやるべき事など何もない。
とりあえず、オーディオ専用コンセントの高音用アンプを挿しているパワーポート(二口で一口空き)に挿して様子をみたが、青いLEDが点滅する兆しはなかった。
それではと、パソコンを繋いでいる一般用コンセントに挿してみる。
変化なし。
我が家の電源はそんなにきれいだったのか?
それともノイズハーベスターが不良品か?
ふと見ればパソコンの電源がoffになっている。
速攻on。
ワオ!光る光る!喜んでいる場合ではないのだが、青いLEDがパッパカパッパカ盛大に光りだした。
やはりな。やはり電源にノイズが混入しているのだ。
今度はパソコンを消した状態で最前のパワーポートに挿し、テレビをつけてみる。
今度は派手に光りだした。
これはいかん。今までこれを放置していたのだ。
なんという事か。オーディオマニアの風上にも置けないではないか。
私は自分の不明を叱った。

ひとしきり反省したがさて、問題はノイズハーベスターの装着による音の変化を判別できるか、という点である。
率直に言ってわからない。
私は愕然とした。
そんな筈はないのだ。
これはどうした事か・・・
色々調べた結果、この製品は複数設置で一層効果が増すようだ。
なるほどな、ありがちな話である。
複数設置という甘美なフレーズが頭の中をぐるぐる周った。
私には複数設置による目の覚めるような音の変化が、もちろん既に聞こえていた。
パソコン用のコンセントには必須であろう。
そしてオーディオ周辺を数えると三か所の空きコンセントがある。
毒食らわば皿までと言うではないか。
私は迷わず三個の追加発注を決めていた。











スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Re: セリーナ強すぎ(^^;

文伽さん、おはようございます。
この頃のブログはグレて芸風が荒れてました。
オーディオもグレてましたが。

セリーナって33歳の優勝なんですね。
ダテキミを見てもわかりますが、女子は選手寿命が長いです。
男子は短い。
これはアマチュアでも同じです。
そして男子には絶対に起こらない事が女子では起こります。
アマチュアの選手にはクラス分けがあり、
トップの選手権レベルをA級といいます。
男子の場合A級はほぼ例外なく体育会の部活出です。
社会人になってから初めてA級に入る人はほとんどありません。
でも女子では普通にあり、この人たちは中高年になってもA級(オバA級と陰で言います)です。
これも男子にはありません。
男子の選手寿命はアマチュアでも短いです。
この事は、生物的寿命とも何か関係があると思われます。
「すべての男は消耗品」ですね。








セリーナ強すぎ(^^;

私も男爵の過去記事ストーカーに参りました(笑)。

あら、ほんとにこの年の1月はジャズ以外の記事ばかりですね。
ポールがこんなカヴァー集のアルバムを出していたなんて
初めて知りました。(^^ゞ
S&Gの記事は読み応えがありました。
若者特有の万能感は…まさに怖いもの知らずの成せる業ですね。
…私もそうだったなぁ~(笑)。

それにしてもやはり男爵のオーディオへの拘りは半端ないですね~。
エージングCDとかノイズハーベスターとか、
私には(?_?)って感じです。(^^ゞ
オーディオマニアの人って、そこまでやるんですね~。
プロフィール

バロン ド バップ

Author:バロン ド バップ
音楽がある限り

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カテゴリ
最新コメント
最新記事
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
"Count" Basie