(99) ジョン ピザレリ

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NO.99 2012.2.19



<ジョン・ピザレリ>





弾けて歌えて喋れる。
ジャズはショービジネスでもあるから、これくらいは出来ないとだめだ。
スタジオに籠り、芸術作品を作ってばかりでは済まされないのだ。
ジョン・ピザレリのステージ、お客さんは大爆笑である。
私は一つも面白くない。
彼が何を言っているのかさっぱり理解できないからだ。
日本人で不自由なく英会話が可能だという人は、どれくらいの割合でいるのだろう。
何しろ世界で二番目に英語が話せない国民だというのである。
因みに一番は、近頃亡くなったあの将軍様の国という話だ。

何故日本人は、私は英会話ができないか。
機会がなかったからであり、基本的に必要なかったからだ。
英会話が出来るようになりたいと思ったことはある。
高校生の時に英会話の学校へ週一度通った。
その程度ではもちろん話せるようにはならなかった。
子供たちは幼稚園の時から通わせた。
彼らも話せるようにはならなかった。

「二ヶ国語が話せる人はバイリンガルです。三ヶ国語ならトライリンガル。では一つの言語しか話せない人は何と言いますか?」
そういうジョークがあり、答えはアメリカン。
彼らはたまたま、国際標準語と化した言語を使う国に生を受けた、それだけのことだ。
某予備校のコマーシャルではないが、英語が言葉である以上それを使用する地域では誰でも易々と話せる類のものに過ぎない。
かの国では土方もホームレスも流暢な英語を話す。
それらの連中は時として日本へやってきて、何食わぬ顔で英会話の教師となり、バカな日本のネーチャンと宜しくやっていたりする。

日本語がそういうポジションにあれば、もしかしたら私だって世界で活躍していたかもしれない。
しかし、いくら文句を言ったところで、日本語は通用なんかしないのである。
英語が世界共通語のようになっている現在の状況が、正直言って私は相当面白くない。
何故日本語が世界で通用しないのだ、との無念な思いはある。
だが、そんな事をいくら言っても虚しいだけだ。
これだけグローバル化した現代の地球に暮らし、英語が話せないのでは最早お話にならないだろう。
何とかしなければいけない。
日本はこの点を本当に何とかしなければ、辺境の小部族に転落していくしかないだろう。
少子化対策に効果が出るには時間がかかるのと同様、
日本人の英会話対策にも間違いなく多くの時間が必要だ。
手遅れになる前に国をあげて動きださなければならない。
平成維新が必要なのは、何も国家制度だけではない。










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