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外伝 ⑱

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日本人女性のジャズピアニストを集めてコンピレーションを作ったことがある。
「Piano Side 2」というのだが、2がある以上1もある。
それどころか現在「・・・・9」までいっており、そろそろネタも尽きてきた。
寺島さんのご苦労が少し分かるのである。
さて「・・・・2」の三曲目に入れた上原ひろみはなんと「ピアノソナタ8番(ベートーベン)」だ。
この曲ビリー・ジョエルの「This Night」の元ネタとしても有名だが、それを上原ひろみが弾くところに意味がある。
「・・・・2」に顔を揃えた女性ピアニスト、山中千尋・大西順子・たなかかつこ・三輪洋子・木住野佳子・安井さち子らと上原ひろみが違うのは、彼女がクラシック出身でない点だ。
他の皆さんが幼少期よりクラシックピアノのレッスンを積んできているのに対し、上原ひろみはピアノで遊んでいるうちに弾けるようになったというのだ。
時々いるのだよ、そういった天才が。
だから彼女にはクラシックに何のわだかまりも拘りもないのである。
ベートーベンから一切何の制約も受けることがないのが、上原ひろみというピアニストだ。
だから彼女の場合、たとえばヨーロピアン・ジャズ・トリオのように、崩そう崩そうと変な力が働かない。
彼女にとってはベートーベンも、普通のスタンダードに過ぎないのかもしれない。
傾聴に値する一曲。












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