(295) カウントダウンが始まる

playboys2.jpg
No.295 2015.5.24




<カウントダウンが始まる>





微妙なジャケットだ。
セミヌードだからではない。
どーしてこのイモねーちゃんなのか。
本作の評価は是非聴いてからにしたい。

ジミー・ヒース(ts)の名曲「For Minors Only」で快調なスタートを切る。
これだけで私のメーターが振り切れる。
この曲が好きだ。
本作の全7曲中ペッパーの2曲を除き5曲がジミー・ヒースのオリジナルで、「For Minors Only」はこれが初演である。
しかしジミー・ヒースはこのセッションに参加しておらず、この辺りの事情はわからない。

この時チェットは26歳の若さだ。
そればかりではなく、ペッパー31歳、ピアノのカール・パーキンスも27歳と皆若い。
そんな彼らにどんどんレコーディングの機会が与えられる時代だった。
ジャズミュージシャンンはスターでありアイドルだったのだ。

ウエストコーストジャズを象徴するかのような美しくも洒落たアンサンブルで全編を固めた本作だが、これだけどんぴしゃなコンビネーションを見せつけるチェットとペッパーがレギュラーバンドを組んだことはない。
この二人の顔合わせ実は非常に希少だ。
それ故か、雑誌のプレーボーイとタイアップしたというこのジャケット故か、本作は廃盤店でも結構高い。
私が所有する盤はただの国内盤だが、5桁に近い値段だった。
手に取った時、強欲な店主に完全に見透かされ、足元を見られたと思った。
それでも飛びついたのはけしてジャケットのせいではない事を、クドい様だが(特にスー嬢に)申し上げておかなければならない。

ピアニストのカール・パーキンスは本作収録の翌年交通事故で亡くなっている。
彼の死を悼み、リロイ・ビネガーが書いた美しいバラード「For Carl」をもしもお聴きになったことがないなら、こちらも是非チェックして頂きたい。
多くのミュージシャンがこの曲を録音しているが、私はとりわけピアニスト故田村翼(よく)氏の「Ballad For Hamp」収録テイクが好きだ。
心ゆさぶる名演である。










スポンサーサイト

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

Re: No title

いや、そんなことないよ。
先日の宴会で
「この男が女に興味なくなったって言うのはどうも疑わしい」
と言ってたから。

まあ、あれだ。
あるようなないような微妙な状態である。

No title

えっ、あたし?

あたし、また何かやらかしましたでしょうか(汗

ご迷惑おかけしてたら申し訳ありません!
プロフィール

バロン ド バップ

Author:バロン ド バップ
音楽がある限り

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カテゴリ
最新コメント
最新記事
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
"Count" Basie